漢方薬局開業一年目のすごく苦しかった話 その1

今日は漢方薬局を開業して1年目のすごく苦しかった話について書いてみたいと思います。
漢方薬局を開業して1年目は何をするにも本当に苦しかったです。
それは今までの自分の甘さが招いた結果でもあるのですけれども、そういうことも踏まえて反面教師ということで皆さんは同じ轍を踏まないようにしてもらえればいいのではないかと思います。
まず薬局を開局する際には当然、県の薬務課の許可がいるのですけれども(これは市の保健所のところもあるのかもしれません)、
この薬局の認可を得るためには当然県の基準に沿った薬局を作らなければいけません。
例えば調剤室の大きさであるとか、薬局のスペースそのものの大きさであるとか、調剤室はタイル貼りにしないといけないとか、調剤室と薬局を隔てている部分には大きな窓が必要とか、
調剤室の照度はどのぐらいの明るさであるとか、毒薬を治めるために鍵のついた引き出しが必要になるとか・・・
これらは県によって多少違うのだと思いますけれども細々とした規定があります。
そして県によってチェックする部分が異なっていますので私の書いたものがまるまるそのまま使えないかもしれませんけれども結構面倒くさいということがわかってもらえればいいのかなと思います。
この許可を得るために薬局のレイアウトを作らないといけないのですけれども、その設計図を書くためには業者さんに依頼するか自分自身で書くかのどちらかになります。
けれども私が当初あげた予算では業者さんはとても設計図は書けないと言われました。
そのため自分で書いてくださいという話になったのです。
やむなく、その県の基準に沿った薬局ということで書かれている規定に基づいて自分で図面らしきものを書いたのです。
この図面というのは厳密なものではなく、ある程度の事を書いていけば綺麗な形には業者さんがしてくれました。
でもこの時に自分が書いた設計図でそのまま造られているので、現在でも非常に使い勝手の悪い所がいくつもあります。
最初に設計した段階で非常に後悔したのは入り口です。
その当時私は整体と漢方薬局を両方やるというコンセプトに基づいてお店を設計したのですけれども、整体というのは国の法律上ない資格なのです。
そのため整体のスペースに関しては特に何も言われることはないのです。
しかしない資格と漢方薬局を同じスペースでやることは薬局の法律上無理なのです。
そのため漢方薬局と整体のスペースを分けなければいけません。
どのように分けるのかと言うと入り口を別々に作らないといけないということなのです。
そして完全に壁を隔てて整体院と薬局が分かれているという形にしないといけないのです。
そのため、薬局と整体にはそれぞれ入り口を作りそこは完全な壁で隔てた形にしたのです。
この入り口も本当は外から直接薬局と整体院という形で二つ入り口があるほうがはっきりしていて分かりやすいのですけれども、私が入ったテナントは元々セブンイレブンが入っていたところで全面ガラスの窓なのです。
そのためこの窓の一部を切り取って新しく整体用の入り口を作るというのは費用的にも技術的にもかなり難しいということでセブンイレブンの大きな入り口にまず入ってから中でさらに入り口があり、薬局と整体に別れるという形にしました。
そしてドアをどんな形にするのかというのを考えたのですけれども窓の形状までは考えませんでした。
私の最初のイメージでおぼろげにすりガラスみたいな感じになっていて外の日差しが入ってくるようなイメージだったのですけれども、実際に出来上がったものを見ると窓の一切ない木枠のドアで、見た瞬間 はものすごく圧迫感と抵抗感が自分にはありました(今はさすがになれましたが・・・)。
しかし、もう実際に出来上がった段階だったので、これをまた一からやり直そうと思うと費用と時間がとても足りず諦めてしまったのです。
このような話はもうきりがないくらいあって、かなりのものは忘れてしまいました(苦笑)
ここでひとつ言えるのは、大掛かりな 内装を行うのであればちゃんとプロの人に設計図を書いてもらった方がいいということです。
しかも書いてもらうのであれば、薬局を設計施工したことのある業者にお願いした方が後々困らないということです。
つづく

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