中医学の書籍で初学者におすすめできる一冊とは?

中医学の書籍イメージ

非常にベタですが、中医学の書籍でお勧めできるものを今日は一冊紹介したいと思います。

神戸中医薬研究所が書いている中医学入門がそれです。

それもう持ってるという方も多いかもしれませんね・・・

この中医学入門は神戸中医薬研究会という団体の先生方が書かれているわけですけれども、もう今となっては日本の中医学関連書籍の中ではかなり歴史の古い部類に入る本だと思います。

しかし時間が経過した今でも十分な内容であると思います。

まあ中医学が進化しているといってもベースそのものは基本的に古典に書かれている内容を踏まえてのことなので普遍的な内容なので当たり前なのですが・・・

中医学的に何かを説明しようとした時には確認のために目を通し直したりすることが今でもたまにあります。

中医学入門のどこが優れているのかというと、これを書かれている先生方の多くが医師であるという事です。

そのため西洋医学的な視点から見た中医学という解釈の部分があって、最初には難解に感じる漢方(中医学)を西洋医学的、生理学的にどう理解するか?と言う部分が書かれているのです。

そのため、まさに入門書としては最適なのです。

特によく書けているなあ~と感心するのは、比較的最初のあたりの基礎理論のあたりの内容です。

ここらへんをちゃんと理解できるかどうかが、漢方(中医学)になじめるかに大きく関わってくると思うのです。

そういう部分において、この中医学入門は生理学及び基礎医学的に説明がなされているため、基本の医学的な素養があれば馴染みやすいものとなっています。
また弁証施治(弁証論治 )の部分の弁証を説明している箇所と主症状について書かれている箇所に関しては、基礎医学的な説明が入っており馴染みやすいものとなっています。
一方、他の書籍とあまり変わらない部分も当然あります。
弁証施治の施治の部分や治療法則に関しては仕方がないのですけれども、さほど他の書籍とは変わりません。
ここに関しては正直言えば、最初は力技で読み切りしかないのかもしれません。
ここら辺の部分は中医学的な臨床やっていないとなかなか頭に入ってきにくいところです。
そのため覚えようとすると無理が来ます。
なので自分の体に馴染ませるということの方が重要かもしれません。
とりあえずなんとなくてもいいから読むということです。
だいたいどんな書籍でも馴染みにくい書籍というのは1回目を最後まで読むことが一番大変なのです。
一回読んでしまえば2回目は割に簡単に読み込めます。
基本的には中医学のように普段馴染みのない書籍の場合、最初の一冊目に関しては少なくとも三回ぐらい同じ書籍を読み返した方がいいんじゃないかと思います。
すこし話が脱線しましたが、中医学入門には入門書という側面もやはりあり、細かく一つ一つの用語に関して知りたいというようなことに関しては不足している部分ももちろんあります。
そのためそういった部分に関した別の書籍で補完する必要が出てきます。
それでもそういう部分を差し引いたとしても中医学入門という本は初学者の人が手元に置いて間違いのない書籍であると思います。

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